タスクシュートが出来るようになるため、毎日、時間のログを取るようにしています。
朝起きてから、寝る前までなにをしたのかを全て記録することでわかったことがありました。
今、なにをしているかがわかる
僕は、仕事をしているときに迷子になることがあります。
迷子とは、「今、なにやってるんだっけ?」という状況です。
たとえば、仕事の資料を探そうとEvernoteを見ていて、つい他のノートに気が取られたりしてしまい、リンクを辿って他の記事を見る。
そんなことをやっていると、なにをしようとしていたか忘れてしまうのです。
時間のログを取ると、今なにをやっているか気づくことが出来ます。
他の記事に気を取られてもログの表示を見ればなにをやってるかわかります。
また、時間を計るときには計測開始のボタンを押します。
それが心のスイッチになり、目の前の仕事に集中しようと思えます。
次回のタスク作成のときに活用できる
時間のログを取るときには、作業を細かく分けて記録するようにしています。
それによって、どういう作業にどのくらいの時間がかかるかを把握することができます。
もう一つのメリットは、どんな作業をしているかが、細かくログを取ることでわかるようになるのです。
僕は今まで「プレゼン資料作成」というタスクを作って、同じ名前で時間を計っていました。
しかし、1つ1つの作業を細かくすることで、自分がどういう作業をしているのか把握することができました。
プレゼン資料作成だと、大きく分けると下記の4つになります。
1, 思いつくままに紙に書く
2. 流れを考える
3. Keynoteに各スライドタイトルだけ入力
4. 1ページずつ作成
この作業ががわかることで、見積もりの精度もあがり、タスク分解も次回以降スムーズにできます。
自分の傾向がわかる
僕は、すぐ脱線をしてしまいます。
気がついたらFacebookを見ていたり、ブログを読んでいることがあります。
今までは、「次から気をつけよう。目の前のタスクに集中しよう」と意識するように反省をしていました。
しかし、同じような失敗も繰り返し、自分の意思の弱さに愕然となるのでした。
ログを取るようになると、脱線の前になにをやっていたのかがわかるようになります。
すると、そこから原因や問題が見えてきました。
僕の場合だと、打ち合わせなどから帰ってきてパソコンの前に座ると、なんとなくでFacebookを開いていました。
記録を残すことで、自分の傾向やクセがわかるようになりました。
具体的な問題点がわかると、次には具体的な対処法を思いつくことができます。
ログを取ることで、PDCAサイクルをまわすことが可能になるのです。
かの有名な神様ガネーシャも、
“意識を変えるのではなく、具体的ななにかを変えるんや”
と言っています。
さいごに
今まで、何度も「今日は、なにもやらなかった」と思って後悔することがありました。
けれど、”なにもやらなかった”ということはあり得ないのです。
漫画を読んでいる。考え事をしている。
必ず、なにかをしています。
記録をすることで、なにをしていたのかが具体的にわかります。
僕は、朝から寝るまでやったことを全て記載されているログを見返すことで、達成感を得られることに気がつきました。
自分が生きた軌跡が残るというのは言い過ぎかも知れませんが、ダラダラしててアカン1日やったと落ち込むことはなくなりました。
問題点を考えて、次回に改善できる良いキッカケだったと前向きに思えるようになってきました。
はじめは、ログを取ることが少しめんどくさく感じていましたが、取っているうちにその効果が実感できるようになり続けられることができました。
まずは、3日間(できれば1週間ほど)細かく取ってみてください。
きっと見えてくるものがあるはずです。
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